Xのブロック機能大幅改修へ、透明性重視の新仕様に懸念の声
#生活 #X 2024.10.25

Xが10月17日、サービス内の「ブロック機能」において大幅な仕様変更を実施することを正式に発表した。新仕様では、ユーザーが他のアカウントをブロックしても、ブロックされた側は公開投稿を閲覧できるようになる。これはイーロン・マスクCEOが以前から示唆していた方針の具体化となる。Xは公式アカウント「@XEng」を通じて変更の背景を説明。現行のブロック機能が、ブロックした相手に関する有害情報や個人情報を投稿する目的で悪用されているケースがあると指摘。今回の変更により、そうした行為の監視が可能となり、プラットフォームの透明性向上につながるとしている。ただし、新仕様においてもブロックされたユーザーによる「いいね」「リポスト」「リプライ」などのエンゲージメントは引き続き制限される。また、投稿を完全に非表示にしたい場合は、アカウントを非公開設定にすることで対応可能だとしている。