テスラ、無人タクシーを6月から開始へ
#生活 #テクノロジー 2025.2.9

EV市場の停滞が続く中、自動運転技術の開発競争が加速している。テスラのイーロン・マスク氏は、2025年6月から無人タクシーサービスを開始すると発表した。このサービスは、自動運転ソフトウェア「FSD(Full Self-Driving)」の最新版を活用し、最初はテキサス州オースティンで運用を始め、年内にはカリフォルニアへと展開する予定だ。1月29日に行われたテスラの2024年第4四半期決算報告後、投資家との電話会談の場でマスク氏は、6月から監視員なしの完全無人タクシーを運用すると明かした。この計画自体は2024年11月のロボタクシー発表イベントで示されていたものの、半年後に実現するとは想定以上の速さだ。通常、無人タクシーの導入にはまず監視員を乗せた状態での試験運用を行うが、テスラは初めから完全無人で営業運転を行う方針を示している。運用は同社が直接管理し、使用車両には既存の「モデル3」や「モデルY」が採用される見込みだ。