AirPodsにリアルタイム翻訳機能が追加へ!対面会話の壁を低減
#生活 #Apple,イヤホン,ワイヤレス 2025.3.15

米Appleが、ワイヤレスイヤホン「AirPods」にリアルタイム翻訳機能を追加する計画を進めていることが分かった。Bloombergの報道によると、この機能は2025年内に提供予定の「iOS 19」のアップデートと連携する形で導入される見込みだ。事情に詳しい関係者が明かしており、Appleの広報担当者はコメントを控えている。この機能により、AirPodsを装着したユーザーが外国語の会話をリアルタイムで理解できるようになる。例えば、英語話者がスペイン語の話を聞いた場合、iPhoneが音声を翻訳し、ユーザーのAirPodsに英語として伝える。一方、ユーザーが英語で話すと、それがスペイン語に翻訳され、iPhoneのスピーカーを通じて相手に伝えられる仕組みだ。まるでSF映画に登場する翻訳機のような体験が可能になる。Appleは2020年からiPhone向けに翻訳アプリを提供しており、既存の技術を活用しながらAirPodsとの連携を実現させるとみられる。なお、同様の機能はGoogleが2017年に「Pixel Buds」に導入し、現在では「Pixel Buds Pro」で利用できる。また、Metaが開発した「Ray-Ban Meta」には、音声翻訳機能が組み込まれている。