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西野七瀬、『少年と犬』を通して出会った新しい感情とは「自分と強く重なってくる感覚」

第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部数50万部を突破している名作『少年と犬』(文春文庫)。原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えた劇場版が3月20日(木祝)に公開される。同作は、大切な人に会うために岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬"多聞"と人間との絆を描いた物語だ。 本作でW主演を務めるのは高橋文哉と西野七瀬。過去に痛みを抱えた女性・美羽を演じたのが西野である。公式サイトでは「今まで経験したことがない感情になる場面が多かった」とコメントしていた西野は、美羽とどう向き合ったのか。初共演となった高橋の印象や演技への向き合い方などを語ってもらった。 ――本作への出演が決まって、まずどのように感じましたか? 「最初にお話をいただいたとき、難しそうだなと思いました。でも同時に面白そうだとも感じていて。できるかどうかは自信がないけど、自分がどこまでできるのか試してみたいという興味が強かったです。過酷な場面も多かったけれど、『やってみたい』と素直に思いました」 ――西野さんはこれまでも幅広い役や作品に挑戦してきた印象があります 「自分の中で『できるかな?』と思う方が、よりやりがいを感じるんです。自分でも想像がつかないようなものの方に、自然と惹かれる傾向があります。だからこそ、お芝居を続けられているのかなと思います」 ――公式サイトで「今まで経験したことがない感情になる場面が多かった」とコメントされていました。今回、美羽を演じていく中でどのような感情と出会えたのでしょうか? 「美羽が抱えているものがあまりにも重くて、自分自身が実際に同じ経験をしたわけではないのですが、その感情が自分と強く重なってくる感覚がありました。これまでも似たような感情やお芝居の経験はあったはずではあるのですが、今回は特別でそれだけ役をしっかりと生きることができた証なのかなと解釈しています。『自分が美羽だった』という感覚が強く残っています」

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