石橋貴明が選手として活躍!伝説の翌シーズン描く映画「メジャーリーグ2」
#芸能 #俳優 #コラム 2025.3.6

お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明は生粋の芸人だ。木梨憲武とともに「お笑いスター誕生!!」で一躍スターに成り上がると、「とんねるずのみなさんのおかげでした」は1997年から2018年まで続く長寿番組となった。 帝京高校の野球部でもあった石橋はスポーツ番組での活躍も多く、現在も特番として放送される『夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』では毎年のように野球などスポーツで活躍する。 そんな石橋は俳優としても活動し、現在まで語り継がれているのが「メジャーリーグ2」だ。 言わずと知れた野球映画「メジャーリーグ」の続編。1では、弱小球団だったクリーブランド・インディアンスが奇跡的な優勝を果たすまでが描かれるが、続編ではその翌シーズンがそのまま舞台となる。 前作の主人公であるジェイク・テイラー(トム・ベレンジャー)やスター投手(チャーリー・シーン)、ペドロ・セラノ(デニス・ヘイスバート)らがチームに残っていながら、全員が元々の自分を見失っている状況。前年度で活躍していた姿は鳴りを潜め、必然的に開幕から低空飛行を続けることとなる。 そんな状況を変えたのが日本からの助っ人選手であるタカ・タナカ(石橋貴明)だった。英語が不得意でありながら、外野フェンスにも突っ込むような"カミカゼプレー"でチームを盛りたて、失われていた闘争心を取り戻させていく。 若かりし石橋はそのキャラクターにふさわしい闘気を備えている。今よりもほっそりとした顔つきは新鮮だが、そのぶんだけ新人メジャーリーガーという印象を強く与える。全員の共通する敵である、女性オーナーのレイチェル・フェルプス(マーガレット・ホイットン)に対してにこやかな表情で「とっととくたばれ、クソババア」ととんでもない悪口を言うシーンは日本人であれば、思わず笑ってしまう名シーンでもある。