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のんが笑顔全開でさかなクンの半生を体当たり!柳楽優弥、磯村勇斗、岡山天音演じるツッパリ軍団も臆さない純粋無垢な主人公を好演する「さかなのこ」

魚類の研究者であり、ハコフグの帽子と「ギョギョギョ!」のフレーズでおなじみのタレントさかなクンの自伝的エッセイにフィクションを織り混ぜ、のん主演で映画化したのが「さかなのこ」だ。メガホンをとったのは映画「南極料理人」(2009年)、映画「横道世之介」(2013年)などの沖田修一。 のんが演じているのは魚が好きでたまらないミー坊。勉強そっちのけで、小学校の頃からノートにタコの絵を描き、魚をさんづけするミー坊をクラスのヒヨたちはからかい、友達のモモコはけげんな顔をするが当人はどこ吹く風。そんなミー坊の幼少時代から、学校を卒業して働くようになるまでが描かれるのが本作だ。 後に"狂犬"と呼ばれる不良になるヒヨ役は柳楽優弥。大人になって再会するモモコを夏帆が演じ、ミー坊の高校時代の不良の総長を磯村勇斗が、敵対する高校の"カミソリ籾"を岡山天音が演じ、キャストにもワクワクさせられる。お魚に夢中な我が子を愛いっぱいに肯定してくれた母(井川遥)や夢を持つキッカケになったギョギョおじさん(さかなクン)との出会いもあり、すくすく育つ主人公をのんが自由に生き生きと好演。 当初は"さかなクン"役を演じることに不安があったというが、監督の「男か女かどっちでもいい」という言葉(本作のオープニングにも登場)に背中を押されたという。ストーリーが進むにつれて、さかなクンの半生とのんがシンクロしていく演技に癒され、のんだからこそ演じられる役だと思わせられる。

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