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水川かたまり×田中征爾監督、映画「死に損なった男」撮影初日のシーンは「冷蔵庫に叩きつけられて...」

水川かたまり(空気階段)が主演を務める映画「死に損なった男」が2月21日(金)に公開される。 夢が叶った反面、殺伐とした社会と報われない日々に疲弊していた構成作家の関谷一平(水川)は、駅のホームから飛び降りようとする。その矢先、隣の駅で人身事故が発生した。タイミング悪く死に損なった一平のもとに現れたのは、幽霊の森口友宏(正名僕蔵)。彼は言う。「娘に付きまとっている男を殺してくれないか?」ーー。 今回は、主演のかたまりと田中征爾監督のインタビューが実現。生粋のコント師が挑戦した映画への思いや、田中監督が語る俳優・水川かたまりの魅力など、たっぷりと語ってもらった。 ――無事に撮影が終わり、こうしてインタビューを受けていただいているわけですが、初主演映画が公開される今、どんなお気持ちなのでしょうか? 水川「今が一番現実味がないかもしれないです。撮影中『映画を撮っているんだ』ということは理解していたんですけど、『この撮影したものが映画館で上映されるんだ』という現実を受け入れられてないですね」 田中「クランクアップのとき、ご挨拶をしてくださったんですけど、『(すべてがドッキリで)今に花束が爆発するんじゃないかと思っています』とおっしゃっていましたもんね(笑)」 ――今作の設定について、どこから着想を得たのでしょうか? 田中「じつは実体験なんですよ。僕に自殺願望があったわけではないんですが、13、14年前、駅で電車を待っているときに、人身事故で電車が止まったってアナウンスがあったんです。そのとき『もし、今この場で自分が死のうと思っていたとしたら、すごく気まずい瞬間だな』と思ってメモに書き留めたのが始まりです」 ――かたまりさんはこの設定を聞いたとき、どんなことを思われましたか? 水川「本当にめっちゃいい設定ですし、もし、僕が同じ設定を思いついたとしたら、すぐにコントにしていたと思います。それに、いい設定を思いついた日って『今日は成功だな』みたいな感覚になるんですけど、まさにそう思っていたと思いますね」 ――コント師さんならではの目線ですね。 水川「いい設定のコントをよく『強い設定』と呼ぶんですが、田中監督のデビュー作『メランコリック』も、今回の映画も『めっちゃ強い設定じゃん』って感じました」

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