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王将戦も圧巻の強さで防衛!藤井聡太の2月の対局を振り返る

王将戦は圧巻の強さで挑戦者を圧倒。4連勝でタイトル戦の連勝記録を更新した。再びの同学年対決となった棋王戦は開幕からまさかの持将棋となる、波乱のスタートとなっている。 歴代タイトル獲得者一覧はこちらから
 
2月4日に第49期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第1局で伊藤匠七段と対戦。藤井の先手で角換わり腰掛け銀から、早いスピードでお互いに入玉を視野に入れる戦いとなる。その後も双方の玉が捕まらず、点数もほぼ互角で最後は持将棋となった。藤井の持将棋は初。タイトル戦の規定により、本局は引き分け扱い。
 
2月7、8日に第73期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局で菅井竜也八段と対戦。菅井の角道を止めない三間飛車から、互いに馬を作り合う手将棋となる。序盤から妥協を許さない指し手で少しずつペースをつかんでいくと、中終盤は良さをキープする安定した指し回しで圧倒。最後は大差をつけて投了に追い込んだ。4連勝で防衛を果たし、タイトルは通算20期目。初タイトル戦から負けなしで、タイトル戦番勝負における連勝記録を更新し、歴代1位になった。
 
2月10日に第17回朝日杯将棋オープン戦本戦準決勝で糸谷哲郎八段と対戦。糸谷の雁木に藤井は急戦から攻めていくが、糸谷の巧みな受けの前に苦境に陥る。しかし、粘り強い攻めで逆転に成功すると、最後はギリギリのしのぎを見せて制勝。
 
同日に行われた朝日杯決勝で永瀬拓矢九段と対戦。矢倉の出だしから永瀬の研究にハマり、中盤で大きく時間の差がついた状態で一分将棋に追い込まれる。それでも互角の形勢を保ち、双方秒読みの競り合いに持ち込んだが、永瀬の強気な指し手の前に藤井に先にミスが出る。その後も追いすがるが、的確な指し回しの前に押し切られて敗戦。準優勝となった。

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