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数多くの記録を持つ大山康晴十五世名人。将棋界における年長記録を紹介

第31期銀河戦で、同棋戦における最年長優勝を果たした丸山忠久九段。決勝では連覇を狙う21歳の藤井聡太銀河を破り、53歳での初優勝だった。今回は将棋界における年長記録はどのようなものがあるか見ていきたい。 歴代タイトル獲得者一覧はこちらから いわゆる年長記録と呼ばれるもののほとんどは、昭和の大棋士である大山康晴十五世名人が持っていた記録になる。これらの記録には今後、羽生善治九段をはじめとした羽生世代が挑むことになるだろう。 最年長タイトル獲得は大山の59歳。獲得したのは第31期王将戦七番勝負の防衛戦で、挑戦者は当時の最強棋士である中原誠名人。このシリーズで大山は1勝3敗から3連勝と最後の力をふり絞り、タイトル防衛を果たした。翌年の防衛戦で敗れており、その後もタイトル挑戦はするものの、最後のタイトル獲得となっている。 最年長タイトル挑戦もやはり大山で66歳。第15期棋王戦五番勝負で、結果は残念ながら0勝3敗で敗退となった。以前に年齢差の記録で1位として紹介したシリーズで、南芳一棋王(当時)との年齢差は40歳だった。なお、この時のトーナメントでは初タイトルを取る直前の羽生にも勝っている。 最年長棋戦優勝も大山で60歳の時にNHK杯戦を制している。こちらはベテラン棋士のみが出場できる達人戦が創設されたことにより、もっとも記録更新の可能性が高いと言えるだろうか(全棋士参加棋戦となると難易度は変わらないが)。

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