朝日杯で羽生善治九段に並ぶ「5度目V」の快挙!藤井聡太の2月の対局を振り返る
#芸能 #文化人・その他 #コラム 2026.3.7
朝日杯は決勝でライバル対決を制し、早くも5回目の優勝となった。だが、王将戦では1勝3敗と追い込まれて、七番勝負では初のカド番を迎えている。果たしてこのピンチをしのぐことができるか。
※対局予定棋士の名前の後の()内は藤井から見た過去の対戦成績。 2月3、4日に第74期ALSOK杯王将戦七番勝負第3局で永瀬拓矢九段と対戦。後手の藤井は雁木から金を繰り出す趣向を見せるが、永瀬も準備があったようで強く迎え撃つ。うまい対応でリードを奪うと、そのまま差を広げて永瀬の快勝となった。これで七番勝負は藤井から見て1勝2敗に。 2月8日にコナミグループ杯第51期棋王戦五番勝負第1局で増田康宏八段と対戦。後手の増田が角換わりを拒否する出だしから、相掛かりとなる。中盤のねじり合いが続くが、うまく増田が手を作りペースをつかむ。的確に攻めて増田が差を広げると、藤井の最後の勝負手も落ち着いてかわされて敗戦となった。 2月11日に第19回朝日杯将棋オープン戦本戦準決勝で佐藤天彦九段と対戦。相掛かりから先手の佐藤はひねり飛車風の形になる。藤井はコンパクトに囲いから素早く仕掛けて主導権を握り、その後は暴れる佐藤の面倒を見てリードを拡大。そのまま落ち着いて押し切った。 続く決勝では伊藤匠二冠と対戦。伊藤が先手で相掛かりの乱戦模様から、一転してじっくりした展開に。先手が猛攻を掛ける展開で、早指しではまとめにくい格好に見えたが、藤井は受けの好手を連発。最後は正確に一手勝ちを収めた。朝日杯の優勝は3年ぶり5回目で、羽生善治九段と並ぶ最多に。棋戦優勝は通算13回となった。

















