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坂本昌行、ファンレターをきっかけに物事の捉え方が変わった経験

坂本昌行が主演を務める舞台『るつぼ The Crucible』が2026年3月14日(土)から29日(日)に東京芸術劇場プレイハウスにて上演される。 世界中で人気の高い劇作家アーサー・ミラーの代表作でもある本作。坂本は今どんな気持ちで、舞台を迎えようとしているのか。"混沌の時代"と言われる現代を生きる上で坂本が軸としていることを伺うと、意外な答えが返ってきた。 ――今回、演出の上村(聡史)さんが坂本さんをご指名されたとのことですが、オファーを受けてどう思いましたか? 「アーサー・ミラーの作品はこれまでに何作か観させていただいたことがあるのですが、"役者の力量というか、お客様へ伝える表現力が非常に必要だな"という印象を受けました。ただ演じればいいだけではなく、登場人物1人1人の心の奥にある何かをお見せできないと、作品としてお客様に届かないのかなと。 今回も、いろんな人間の未熟さとか、悲しさが随所に出てくるので、観る側も大変なんじゃないかなと思っています。自分に置き換えた時に反省してしまったり理解したりっていうのを繰り返しながら、お客様は観てくださるのかなと脚本を読んだ時に思いました」 ――では"ちょっとハードルの高いものがきたぞ"みたいな感覚だったのでしょうか? 「そうですね。僕の勝手な印象ですけど、どう演じようかとか、どうしたらいいかというお芝居ではなく、内面の何をどう感じて、それを素直に純粋にどう表現できるかが大事。技術でやってしまうほど怖いものはない作品なんじゃないかなと思いました。 セリフを読む時って、なんとなく癖で抑揚をつけてしまいがちだったり、句読点のたびにセリフのニュアンスを変えたりするんですけど、思いきり原点に立ち返って、まずはフラットに言うように変えようかなと思いました」

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