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「結果よりも挑戦の場」今成亮太が解説する"フェニックス・リーグ"の真価とは

現役時代は阪神タイガース、北海道日本ハムファイターズでユーティリティープレイヤーとして活躍し、現在は野球解説者としても人気を集める今成亮太。 10月6日(月)~27日(月)の期間、宮崎県内各地で開催される「第22回みやざきフェニックス・リーグ」では、注目試合20試合がスカパー!各チャンネルで放送・配信される。 その第1クールで解説を務める今成に、選手にとってのフェニックス・リーグの意義や、ファンが注目すべきポイント、そして解説者としてのこだわりを聞いた。 ――現役時代にもフェニックス・リーグに出場されていたと思いますが、どのような印象を持っていますか? 「若い頃は"育成の場"という位置づけで、シーズン中に出た課題を潰す期間という印象でした。ファームのシーズンでは、結果を残して一軍に上がることが目標ですが、フェニックス・リーグはシーズン中にはできないことを試す場なんです。ファイターズ時代には『フェニックス・リーグからキャンプ、そしてオフシーズンへ』という流れの中で、もう一度シーズンの課題に挑戦して、次のキャンプで克服するというビジョンを持ちなさい、と言われました。結果よりも"いろいろ試すこと"を重視して、その中で結果が出たら最高だよね、という感じでしたね。一方でタイガース時代は一軍にいたので、CS(クライマックスシリーズ)に向けた調整の意味合いが強かったです。24歳以上の選手も参加していましたし、打席の感覚を確かめたり、次に向けての調整をしたりといった目的でした。今回のタイガースも、そうした目的で臨んでいる選手が多いと思います」 ――フェニックス・リーグのどこを注目して見るべきでしょうか? 「まず一軍の選手たちは、状態を上げる、あるいは維持することを目的にしています。一軍と二軍の選手が同じ舞台で戦う機会はほとんどないので、その"差"が映像を通しても分かると思います。例えばピッチャーが投げた初球のストライクを、一軍の選手はカーンと打ち返す。そして同じやられ方は二度としない。そのあたりで"一軍と二軍の違い"がピッチャーも野手もしっかり出ますね。逆に若手のファーム選手にとっては、CSの調整で来ているような一軍選手と対戦できるのは非常に良い経験になります。『こういう準備をしているんだな』という学びもあると思います。テレビで見るファンの皆さんも、"いつも通り良い状態でやっているな""何かを変えているのかな"など、選手の意識の違いを感じながら観戦すると、より楽しめると思います」

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