中井貴一のユーモアとペーソスあふれる芝居を堪能!だらしのない父親を演じた「お引越し」<4Kデジタルリマスター版>
#芸能 #俳優 #インタビュー 2025.9.26

日本映画界を代表する俳優として、45年のキャリアを誇る中井貴一。凛とした佇まいと柔らかい物腰が持ち味の中井は、「雪風 YUKIKAZE」(2025年)など映画のほか、「母の待つ里」(2024年)などドラマや舞台、CM、ナレーターでもおなじみの国民的俳優の1人である。 事故により37歳で急逝した名優・佐田啓二を父に持つ中井は、19歳の時に「連合艦隊」(1981年)で映画デビュー。映画スターとして多くの作品に出演する一方でドラマにも出演し、落ちこぼれ大学生たちの葛藤をリアルに描いた「ふぞろいの林檎たち」(1983年)では等身大の若者を演じて共感を呼び、世代を超えてその名が浸透した。その後も映画「ビルマの竪琴」(1985年)や、父の代表作である名作映画のリメイク「新・喜びも悲しみも幾歳月」(1986年)への出演、大河ドラマ「武田信玄」(1988年)に主演するなど活躍の場を広げていった。