夏帆がコンビニ店員、ホステスなど様々な姿になり失踪人として逃げ続ける ...高橋一生もカンの鋭い巡査役で出演「連続ドラマ Wヒトリシズカ」
#芸能 #俳優 #コラム 2025.9.25

10月からスタートする再生ロマンスコメディ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」で竹内涼真とW主演を務める夏帆。10代で主演した映画「天然コケッコー」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞して以来、女優として様々な分野で活躍。バカリズム脚本の「ホットスポット」、「ブラッシュアップライフ」、「架空OL日記」にも出演し、そのコミカルで飄々とした演技が高い評価を得ている。 そんな夏帆が闇を抱えたミステリアスなヒロインを演じたのが「連続ドラマW ヒトリシズカ」だ。原作は「ストロベリーナイト」や「ジウ」など女性を主人公にした警察小説が反響を呼び、映像化もされている誉田哲也。メガホンを平山秀幸がとった。 本作で夏帆が演じているのは中学3年生の時、失踪した伊東静加。次々に殺人事件が起こっていく6話完結の本格警察ミステリードラマとなっている。静加の義父で警察官の伊東孝俊を岸部一徳が、生みの母親、深雪を黒沢あすかが演じ、高橋一生、村上淳、新井浩文、長塚圭史、松重豊、温水洋一、門脇麦とキャストも演技派揃いだ。 凄惨な現場でゾクっとする笑みを浮かべ、人間の醜さや欲望が渦巻く環境の中にあっても、顔色ひとつ変えない静加。そのクールな佇まいに湧き上がってくるのは「この女、何者?」というシンプル且つ深い疑問だ。ダークヒロインに初挑戦した夏帆は当時、21才。底知れない可能性が垣間見られる。