鈴鹿央士と山田杏奈、声の仕事に対するこだわりは?映画「ChaO」インタビュー
#芸能 #俳優 #インタビュー 2025.8.26

「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」などで知られるアニメーション制作会社STUDIO4°Cが、アンデルセンの名作おとぎ話「人魚姫」をベースにオリジナル作品として手がけたアニメーション映画「ChaO」。 本作は、船舶をつくる会社に勤める平凡な青年ステファンが、ある日突然、人魚王国のお姫様チャオから求婚される。戸惑いながらもチャオと一緒に暮らしはじめたステファンは、ピュアで真っ直ぐなチャオの愛情を受け、少しずつ彼女にひかれていくといった物語だ。 今回は、人間の青年ステファンを演じた鈴鹿央士と、人魚姫チャオの声を演じた山田杏奈にインタビュー。映画の魅力をたっぷりと語ってもらった。 ――出演が決まった時の気持ちを教えてください。 鈴鹿「アニメーション作品に参加させていただくのは、今回で3回目なのですが、まさか自分が3回も参加できるとは思っていなくて。毎回、実写のお芝居とは、また違う世界だなと感じています。そんなアニメーションの世界に、また参加できるというワクワク感と大きい壁にぶつかる感じに"頑張ろう"と思ったのが最初の気持ちです」 山田「こういう形でまた声のお仕事に携わることになったことは、緊張しましたし、ちょっと憂鬱でもありました。でも、何らかの理由があって私を呼んでくださったと思うので、一生懸命やりたいなと思いました」 ――最初は少し不安もあったとのことですが、どのタイミングで不安は払拭されましたか? 山田「毎回アフレコに向かっている間は大丈夫かな?と憂鬱に思っていましたが、監督からアドバイスを受けながら、みんなで作っていくうちに、"チャオって、こういう子なんだろうな"というのが少しずつ見えてきて、ちょっとずつ楽しさが増していきました」 鈴鹿「本番2日くらい前に練習の日を設けていただいたのですが、そのときに"もう録っちゃおう"と言われて、収録が始またんです。そのときに監督やプロデューサーさんが、すごいノリノリで"いける、いけるよ!"と言ってくださったので、楽しく録れました。それに、やはり回を重ねていくごとにキャラクターの深みが増していって。頭の中でも理解して、ブースの中に入ったら"もう、やるしかないな"というモードになりました」 山田「同じく、あの空間にいると、やらなきゃと覚悟が決まりました」