中島美嘉と宮崎あおいの存在感が光る、友情の物語!松田龍平、成宮寛貴らバンドメンバーにも注目の「NANA」
#芸能 #俳優 #コラム 2025.7.31

矢沢あいによる人気漫画を映像化し、主題歌の「GLAMOROUS SKY」も大ヒットを記録したのが、中島美嘉と宮崎あおいがW主演を務めた「NANA」だ。 2005年に公開された本作は、今年上映20周年を迎え、7月に東京・渋谷のホワイトシネクイントで初めてデジタル版としてリバイバル上映されるなど、再び話題を集めている。バンドブーム真っ只中の時代の空気感や、パンキッシュなファッションをパッケージした本作。「雪の華」など当時からミリオンヒットを放っていた中島は、主人公のボーカリスト・大崎ナナを好演。そのヴィジュアルや尖った存在感が漫画から飛び出してきたようだと絶賛された。一方、ひょんなことからナナと同居することになる小松奈々を演じているのは宮崎あおい。 そして、今となってはレアすぎるのが、バンドのメンバーを演じているキャストだ。地元でナナが組んでいたバンド「Blackstones」の元メンバー・レンを松田龍平が、メンバーのノブを成宮寛貴、ヤスを丸山智己、後に東京でナナとノブが中心になってリスタートする「新生・Blackstones」に加入するベーシスト・シンを松山ケンイチが演じている。 育った環境も性格も対照的なナナと奈々が偶然出会い、2人の間に友情とも恋ともいえる強い繋がりが芽生えていく本作。それをより輝かせているのが中島と宮崎の演技だ。映像の中で、2人の存在自体がキラキラとしている。