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奈緒&ウエンツ瑛士が、お互いに「ベストオブナチュラル」を贈り合う!? 舞台「WAR BRIDE」インタビュー

奈緒とウエンツ瑛士が出演する舞台「WAR BRIDE -アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン-」が、8月5日(火)〜27日(水)によみうり大手町ホールで、9月6日(土)、7日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで、9月13日(土)、14日(日)に久留米シティプラザ ザ・グランドホールで上演される。 2022年にTBSで放映されたドキュメンタリー番組を原案とした本作。1951年、20歳のときに米軍の兵士・フランクと結婚して海を渡った桂子は「戦争花嫁」(第二次世界大戦後、日本に駐留していた兵士と結婚し、海を渡った日本人女性のこと)と呼ばれたーー。 アメリカ兵と歩いているだけで娼婦と誤解されていた時代に、なぜ桂子は敵軍だった軍人と結婚したのか。アメリカで人種差別を受けた彼女はどう乗り越えたのか。日米の架け橋となった桂子の人生と真実の愛を描く。 今回、舞台稽古に入る前の奈緒(桂子役)と、ウエンツ瑛士(フランク役)に話を聞くことができた。 ――おふたりは「戦争花嫁(WAR BRIDE)」という言葉をご存じでしたか?この言葉からどんな印象を受けたか教えてください 奈緒「私は今回初めて知りました。最初に『戦争花嫁』という言葉を聞いたとき、すごく衝撃を受けましたし、この言葉が生まれた背景に、どんな思いがあったのか、すごく気になりました。 言葉は人が作るものなので、そこには必ずしもポジティブな思いだけじゃなく、ネガティブな思いもある。当時は差別的な意味合いを持って、その言葉を投げかけられた方もいらっしゃったと思うんですよね。ただ、そうしたネガティブな時代背景がありながらも、桂子さんを含め、この言葉の意味を変えた人たちがいらっしゃる。皆さんが変えてきたその言葉の意味を、私たちがそのまま伝えられるように...。舞台で『希望ある言葉』としてお届けしたいと思っています」 ウエンツ「僕も知らなかったです。今はそういった呼び方はしていないかもしれませんが、いわゆる『戦争花嫁』と呼ばれる方は、現在も世界中にいらっしゃると思うんです。戦争と結びつけてしまうと、どうしても"悲しいこと"に感じてしまうし、『なくすべき言葉』として使わないようにしていたと思うので、『なくなっていくべき言葉』として扱う方向性もありだと思います。ただ、この言葉が放たれたときに、笑顔で語れたり、幸せな言葉として使ったりすることも、いずれできるかもしれないな、とも思っています」 ――今年1月、奈緒さんは渡米し、桂子さんご本人と対面されたそうですね。その経験を経て感じた桂子さんの魅力を教えてください 奈緒「桂子さんは、とても愛が深い方です。桂子さんと街を歩いていたとき、たまたま知り合いの方とお会いしたのですが、お互い"数年ぶりに会ったのかしら"と思うくらいすごく喜んでいらっしゃって...。そこで、桂子さんがその方とのことを話してくださったり、お会いした方が桂子さんへの思いを語ってくださったり、相思相愛だったんです。いろんな方の愛が桂子さんの周りに溢れていて、改めて"海を渡って、自分の居場所を自分で築かれたんだ"って気づかされましたし、"愛ってひとりで育てていくものではない"とも感じました。その愛の深さで自分の居場所を作ったところが、桂子さんの魅力的なところだと思います」

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