東京ヤクルトスワローズ・武岡龍世選手が「スカパー!サヨナラ賞」を受賞!「物欲はあまりないんですが...旅行先でちょっと贅沢しようかなと」
#芸能 #スポーツ #インタビュー 2025.7.17

セ・リーグ 東京ヤクルトスワローズ・武岡龍世選手が、6月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。 この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えるもので、武岡選手の受賞は2022年5月度以来、2度目となる。
武岡選手がサヨナラ本塁打を放ったのは、6月6日に神宮球場で行われた対福岡ソフトバンクホークス1回戦。 2対2の同点で迎えた延長10回裏、一死走者なしの場面で打席に立った武岡選手は、右翼スタンドへプロ初となるサヨナラアーチを放ち、チームを劇的な勝利へと導いた。 この試合、ヤクルトは福岡ソフトバンクの先発・モイネロ投手に対し、8回までで被安打3、18奪三振と圧倒される展開。8回表までに2点をリードされていたが、9回裏に中村悠平選手の四球をきっかけに、オスナ選手が起死回生の同点2ランを放ち、試合は延長戦に突入。延長10回表を守護神・石山泰稚投手が3者凡退に抑えると、その裏、武岡選手が2球目を捉え、右中間スタンドへと運んだ。 ――2度目の受賞ということで、今のお気持ちは? 「2度目の受賞ということで、僕自身あまり経験したことがないことなので、すごく嬉しく思っています」 ――振り返ってみて、どんな試合でしたか? 「試合全体的に抑え込まれて、ちょっと苦しい状況の中で勝てた試合だったので、試合をものにできたのは、すごくいいものになったと思います」 ――前回受賞と今回で感覚の違いはありましたか? 「前回もそうだったんですけど、バッターボックスに立つ場っていうのは変わらないので、1打席1打席を大事にしていく中でいい結果が出たので、そういう意識はこれからも忘れずにいたいと思っています」 ――賞金の使い道は考えていますか? 「なかなか物欲っていうのがあんまりないんですけど、今年は旅行とかにちょっとハマっていて。旅行先でちょっと高いホテルとかに泊まってみようかなと思っています(笑)」 ――最近はどこに行かれましたか? 「年末年始の時に草津の方に一度行ったんです。熱海には行ったことがないので、熱海に行きたいなって思います」 ――10回裏の打席は、どんな気持ちで立っていましたか? 「1アウトでとりあえず出塁することは考えていました。ネクストバッターサークルで大松コーチに"(球の特徴が)ストレートが速くて、特徴のあるまっすぐ"っていう話をいただいて。"フライ打つつもりで行ってこい"って言われて僕も思い切っていけたんで、終わった後に大松コーチから"俺の指示に感謝しろ"って言われました(笑)。そう言っていただけたので、思い切って行けたのかなと思います」 ――好投手からのホームランが多い印象ですが 「すごくいいピッチャーなのはわかっていたので、"打てなくてもしょうがない"っていうくらいに開き直って。その"いい開き直り"が結果に繋がったのかもしれないです」