北海道日本ハムファイターズ・田宮裕涼選手が「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞!「人生初のサヨナラホームラン、とても嬉しかったです」
#芸能 #スポーツ #インタビュー 2025.7.16

パ・リーグ 北海道日本ハムファイターズ 田宮裕涼選手が、6月度の「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。 田宮選手は、6月15日エスコンFで行われた対広島東洋カープ3回戦、7対7の同点で迎えた延長10回裏、無死走者なしの場面で右中間スタンドへ劇的なサヨナラ本塁打を放った。 この試合は、6回表終了時点で0対7と広島に大きくリードを許す苦しい展開だったが、6回裏の水谷選手のソロホームランを皮切りに反撃を開始。8回裏には犠飛や宮崎選手の適時二塁打などで4点を返し、2点差に詰め寄る。そして9回裏、二死から中島卓也選手が粘って四球を選び出塁、清宮選手のヒットでチャンスを作ると、4番レイエス選手が中前2点適時打を放ち、ついに同点に追いついた。迎えた延長10回裏、先頭で打席に立った田宮選手は、カウント3-1からの5球目の直球を思い切りよく振り抜き、打球は右中間スタンドへ。 プロ初、そして人生初となるサヨナラホームランで、最大7点差からの大逆転勝利を呼び込んだ。 ――今回の受賞、お気持ちは? 「この素晴らしい賞に選んでいただきとても嬉しいです。人生初めてのサヨナラホームランでチームが勝てたことが、何よりも嬉しかったです」 ――打席に立ったときの心境は? 「前の回に先輩たちがつないで追いついてくれていたので、先頭としてなんとか塁に出ようという気持ちが沸いていました。カウントも有利になったので、ちょっと思い切って打ったら、たまたまホームランが入ったみたいな感じでしたね」 ――打った瞬間、どんな気持ちでしたか? 「打った感触は良かったので、ヒットにはなると思って全力で走っていたんですけど、『もしかして入っちゃうの?』と思いながら走っていて、実際に入ったのが見えて、本当に嬉しかったです」 ――入った瞬間、割れんばかりの大歓声でしたが、この歓声はどう感じましたか? 「いやもう、大歓声どころか、自分が嬉しすぎて飛び跳ねながら塁を回ってましたね!」 ――これが人生初のサヨナラホームランだとか? 「小学校から続けてきた野球の歴史の中で、サヨナラホームランが打てたことは、本当に嬉しくて、自分にとって大きな1本になりました」 ――この1打がサヨナラ賞に選ばれたと知ったときの気持ちは? 「去年もサヨナラ打を2本くらい打ちましたが、サヨナラ"勝ち"にはならなかったので、今回は獲れてよかったです」
――チームでは3・4月度に郡司選手が受賞しました。何かコメントはありましたか? 「まだ僕には言ってないんですけど、郡司さんは3回くらいサヨナラしてるので。やっぱり"サヨナラ男"だなって感じますね」 ――その先輩を超える意気込みは? 「サヨナラ打を狙うよりは、その前の段階でしっかり打って、チームが勝てるようにしたいと思っています」 ――郡司選手は"これ以上劇的なサヨナラ打は出ない"として年間大賞を狙っていると話していました。今回の一打で「待った」をかけたのでは? 「年間大賞、僕もいけそうですね。わかんないですけど(笑)」 ――やはり狙いたい気持ちも? 「取れるものなら取ってみたいです!」 ――チームは現在首位をキープ中ですが、後半戦に向けての意気込みは? 「まだパ・リーグは混戦ですが、自分たちが勝っていくしか優勝の道はないと思っているので、勝ちに貢献できるようしっかり頑張りたいです」