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映画「生きがい IKIGAI」主演・鹿賀丈史と監督・宮本亞門が撮影現場で触れた能登の人々の温かさ

宮本亞門30年ぶりの監督作、ショートフィルム「生きがい IKIGAI」が、石川先行公開中、7月11日から全国公開される。
能登半島での災害を題材に描く本作は、宮本の『被災地の現状を伝えたい』という思いに賛同したスタッフ・キャストが集結して作られた。被災し心を閉ざした男、山本信三が、再び生きる希望を持つまでを描く。
今回は監督の宮本亞門と、主人公の山本信三を演じる鹿賀丈史にインタビューを実施。実際に被災地で撮影するにあたってのエピソードや、映画に込めた思いを語ってもらった。 ――監督から、本作を制作するに至った経緯を改めてお聞かせください 宮本「石川県には何回か行ったことがあって、元旦の震災があった後どうしてもボランティアに行きたくなり、8月ごろに行きました。その時に『ボランティアをやらなくていいから、ここの現状を伝えてほしい』と言われたのですが、『すみません、報道の者ではないのでできません』と言ったことから、ずっと心残りで。この現状を伝えることができないかと思って、思い切って関係者の方に電話をしたら、やろうと力強くオファーを受けていただいたので、台本を書きました」 ――制作が決まった時のお気持ちはいかがでしたか 宮本「正直に言うと、被災地で撮影することが地元の方に失礼になって、批判を浴びるのではないかという恐怖感を持っている方が多くて、僕も心配でした。だから制作が決まって嬉しいというよりは、絶対失礼がないように、とにかく心して取り組もう、と思っていました。地元の方からは『むしろ広めてくれて嬉しい』という声しか聞かなかったので、今回石川から先行公開されることがすごく楽しみです」

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