ブルース・ウィリスが静の演技で惹きつける!ホラー・ミステリーの名作「シックス・センス」
#芸能 #韓流・海外スター #コラム 2025.7.6

ブルース・ウィリス主演の映画「シックス・センス」が、7月にザ・シネマで放送される。 本作はM・ナイト・シャマラン監督によるホラー・ミステリー作品で、ウィリスの俳優としての新たな魅力を引き出し、子役のハーレイ・ジョエル・オスメントの演技も注目された。 ウィリスは、1985年から1989年にかけて放送されたサスペンスコメディ「こちらブルームーン探偵社」で私立探偵デイヴィッド・アディソンを演じ、ウィットに富んだジョークを発するなど、コメディセンスが光る演技を見せた。そして1988年公開の映画「ダイ・ハード」で"世界1ツイてない男"、ジョン・マクレーンを演じ、アクション俳優としての地位を確立。1990年には「ダイ・ハード2」、1995年にも「ダイ・ハード3」と続編が制作され、いずれも世界的なヒットを記録している。 他にもメリル・ストリープとの共演が話題となったブラックコメディ「永遠に美しく...」(1992年)、「愛人/ラマン」で主演を務めたジェーン・マーチとの「薔薇の素顔」(1994年)、クエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」(1994年)、「未来世紀ブラジル」のテリー・ギリアム監督とタッグを組んだ「12モンキーズ」(1996年)、ミラ・ジョヴォヴィッチのブレイク作となったリュック・ベッソン監督の「フィフス・エレメント」(1997年)、そしてSF作品「アルマゲドン」(1998年)といった大作、ヒット作に出演。 「ダイ・ハード」以降、アクション俳優としての印象が強かったウィリスだったが、1999年に公開された「シックス・センス」では、"動"ではなく"静"の演技で観客の目を惹きつけ、魅了した。 ウィリスが演じるのは第一線で活躍する小児精神科医のマルコム・クロウ。ある日、マルコムが妻のアンナ(オリヴィア・ウィリアムズ)と自宅でくつろいでいると、10年前に彼が治療を受け持ったヴィンセント・グレイが現れ、「自分を救ってくれなかった」と言ってマルコムの腹部を銃で撃ち、自身の頭も撃ち抜いた。それから1年後、マルコムはヴィンセントを救えなかったことに対して自信を責め、アンナとの間にも溝が生じて、話しかけても返事がないような冷たい空気が2人の間に流れるようになっていた。