W主演に加藤史帆と森カンナを迎え、昨年大きな話題を呼んだ連続ドラマ『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』の待望の続編『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる 2nd Stage』が、MBSドラマフィルで放送中だ。 原作は、全世界で愛されるSal Jiangによる人気GLコミックス。前作では、職場の先輩に一直線な彩香ちゃんと、そんな彩香を「ノンケ」だと思い込みながらも実は"超・女好き"な弘子先輩――すれ違い続きの2人の恋愛模様をコミカルかつエモーショナルに描き、SNSを中心に国内外で大反響を巻き起こした。 今回の『2nd Stage』では、ついに恋人同士となった"あやひろ"カップルの「付き合ったその後」が描かれる。初夜をめぐるピュアすぎるすれ違い、同棲生活やハワイアンズでのドタバタ――恋人になってもなお止まらない、最高にキュートでじれったい2人の日常がパワーアップして帰ってくる。 HOMINISでは主演のお二人に現場での再会やお互いの変化、新シーズンならではの見どころについてたっぷり語ってもらった。 ――まず、『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる 2nd Stage』の制作が決まった時のお気持ちから教えてください。原作人気も高く、前作も大きな反響がありましたが、率直な思いは？ 森「シーズン2をやることで、ファンのみなさんの期待が大きい分、"そのまま終わった方がよかったんじゃないか"とか、"どう描かれるんだろう"と不安もありました。でも『絶対シーズン2が見たい』という声が本当に多くて、それが背中を押してくれました。出来上がった作品の台本を読んで『これは面白い！』と思えて、やってよかったなと感じています」 加藤「私も"もうできないのかな"と思っていたので、続編の話を聞いた時は本当にびっくりしましたし、すごく嬉しかったです。前作のブルーレイやDVDを何度も観て『2期待ってます』という声もたくさん届いていたので、改めてみなさんのおかげだなと感謝しています」 ――前回の放送後、SNSやお手紙などで届いた反響について印象的だったことは？ 森「本当に多くの方からコメントや手紙をいただきました。夏ドラマランキングなどでも"あやひろ"ファンのみなさんが盛り上げてくれて、いろんなメッセージをいただいて。当事者の方から『恋しました』といったラブレターのような手紙もたくさん届いて、すごく反響を感じました」 加藤「私も、ドラマをきっかけに日向坂46を知ってライブに来てくださった方がたくさんいました。『あやひろを見てファンになりました』という声も多くて、卒業前にそういう経験ができて本当によかったです」 ――すでに撮影に入っているそうですが、改めて現場で再会した時のエピソードや、お二人ならではの現場の空気感があれば教えてください 森「実は、ご飯に行ったりもしていたので、現場で会っても『久しぶり！』という感覚はなかったんです。でも加藤さんが彩香ちゃんの衣装で現れた時、『あ、久々に彩香ちゃんだな』と思いました(笑)」 加藤「本当にありがたいことに、森さんにご飯に連れて行っていただく機会が多かったんです。現場でお会いしたのは衣装合わせの時で、『今回はこういうの着るんだ』とこっそり見ていました(笑)」 森「演じていると、弘子先輩は顔のリアクションが大きいキャラクターなので、それを現場でやった瞬間に帰ってきた！という感覚がありました。最初は『どんな感じだったっけ？』と思いながらも、撮影が進むうちに"これだ"と自然に戻れましたね」 加藤「私も、初日の撮影で"ここを直角に走って曲がってください"というシーンがあって、『彩香ちゃんっぽいな、あやひろが帰ってきたな』と感じました」 ――前作の撮影から時間が経ちましたが、お互いに「変わったな」「こんな一面もあったんだ」と感じることはありましたか？ 森「前回は加藤さんがアイドル活動と並行していたので、現場では『疲れてない？　大丈夫？』と心配になるくらいで(笑)。でも今回は卒業されて、本当に元気いっぱいでした。朝からずっとしゃべっているし、メイク中もにぎやかで、前とは全然違うなと感じました」 加藤「私自身、前回はグループ活動との並行だったのでスタッフの皆さんに支えられて、最後まで走りきることができた感じで。でも、今回は余裕を持って1日1日を覚えていられる現場で、楽しむことができました。森カンナさんは最初、"美しい""かっこいい"という印象が強かったのですが、今では『面白すぎる！』という印象が加わりました。たまに内股だったり、動きがちょっと変で(笑)、役を離れたカンナさんは本当にキュートなんです。改めて新しい一面を発見しました」