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綾瀬はるか、「ひとりでしにたい」に重ねる想い「鳴海のセリフが自分の気持ちを代弁してくれた」

未婚の"おひとりさま"を謳歌していた主人公が、伯母の孤独死をきっかけに「よりよく生き、よりよく死ぬ」ことを模索し始める――。土曜ドラマ「ひとりでしにたい」は、重くなりがちな"終活"や"孤独"というテーマを、ユーモアと温かさで包みながら、今を懸命に生きるすべての人に寄り添う物語だ。 本作で主人公・山口鳴海を演じる綾瀬はるかに、鳴海という人物への共感、二面性を抱えたキャラクターの魅力、そして"今を生きる"というメッセージについてじっくりと聞いた。 ――本作への出演が決まった時のお気持ちを聞かせてください 「原作漫画を読んだ時に、鳴海というキャラクターのあり方に、たくさん共感できる部分がありました。自分の"推し活"に没頭しているかと思えば、職場や家族との関係では表情がどんどん変わって、怒ったり笑ったり、すごく人間らしいんです。生きている実感や、奮闘する姿がとても印象的で。脚本をいただいてからも、重いテーマを扱いながら、ユーモアや温かさが随所に散りばめられていて、見てくださる方の背中を押せるすような作品になるんじゃないかなと思いました。自分も今の年齢だからこそ、よりリアルに演じてみたい、と素直に感じました」 ――"婚活"から"終活"へと方針転換し、人生に迷いながらも前向きに進もうとする鳴海という主人公を、どのように受け止めましたか? 「30代後半になると、仕事や将来のこと、周囲の目も少しずつ気になってきます。自分では前向きに頑張っていても、ふと"このままでいいのかな"って不安になったり。鳴海もまさにそうで、独身であることや、世間の"こうあるべき"という価値観に悩んでいます。でも彼女は、どんなに悩んでも最終的には自分らしく、前向きに生きていこうとする姿勢が本当に素敵で。私自身も"自分がどうありたいか"をよく考えるようになりましたし、鳴海のように強く明るくいられたらいいなと思って演じました」 ――本作はユーモラスな一面とシリアスな一面、両方がある作品ですが、演じる上で"二面性"のようなものは意識されましたか? 「ドラマ全体として"死"や"孤独死"など重いテーマが根底にあるのですが、原作漫画自体がとてもコミカルで、キャラクターの表情ややりとりに思わずクスッと笑える瞬間がたくさんあるんです。そういう意味で、台本を読んでいても"悲しい"だけで終わらない温かさや明るさを感じました。鳴海自身も、悩んだり落ち込んだりしながらも、最終的には"まあいっか"と前向きになれる強さがある女性。コミカルな部分では、原作の"顔芸"やギャグ的な間の取り方を参考にしながら、現実味を失わないように、自分の中の素直な感情で演じ分けました。明るいだけじゃなく、ちゃんと陰や弱さも見せることで、よりリアリティを持たせられるよう意識しました」

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