森七菜「英語を演技に落とし込んでいく難しさを感じた」映画「フロントライン」インタビュー
#芸能 #俳優 #インタビュー 2025.6.13

日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。そこでの実話を基に、未知のウイルスに最前線で立ち向かった医師や看護師たちの闘いをオリジナル脚本で描いた映画「フロントライン」が6月13日公開される。 本作で豪華客船の船内で乗客たちの不安を取り除こうと奔走するクルー・羽鳥寛子を演じたのは森七菜。今回は、そんな森に英語でのお芝居にも挑戦した本作への思いを聞いた。 ――まず、出演が決まった時のお気持ちを教えてください 「もちろん、この出来事のことは知ってはいました。でも、ここまで詳しくは知らなかったし、多くの人が知らないということをお聞きして、すごく驚きましたね。それと同時にやっぱりこういうことを映画として作って行かなくちゃいけないって、誰かが思って作り始めて、それに参加出来るならすごく光栄な事だなと思いました」 ――ご自身の役については、どういう風に感じましたか? 「実際の乗務員の方がモデルになっている役で、脚本を作る際に取材をされたとお聞きしたのですが、本当に大変だったんだろうなって。映画の中で私が動いていることより、きっと何十倍もたくさんの業務があったと思いますし、本来船の乗務員としてやるべき仕事以外の仕事もたくさんやられたと思うので、想像を絶するな、と。急にお医者さんと一緒に未知のウイルスと闘う人になっていくことへの、恐怖感とかもあったと思うのですが、それを実際に乗り越えられた方がいると思って、強い気持ちを持って挑みました」