オリックス・バファローズ・若月健矢選手が「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞「『俺に水かけてくれよ』と思っていました」
#芸能 #スポーツ #インタビュー 2025.6.13

パ・リーグ オリックス・バファローズ 若月健矢選手が、5月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。 若月選手は、5月20日京セラドーム大阪で行われた対千葉ロッテ5回戦、1対1の同点で迎えた9回裏、無死走者なしの場面で、左翼席へ劇的なサヨナラ本塁打を放った。
オリックスは3回裏、3番・森選手の適時打で先制。投げては先発・九里投手が8回を投げ2安打1失点の好投を見せるも、打線が追加点を奪えず、1対1の同点のまま9回裏を迎えた。先頭として打席に入ったのは8番・若月選手。初球、高めに外れる直球を冷静に見送り、迎えた2球目。甘めの直球を見事に捉えると、打球は左翼席に飛び込む劇的なサヨナラ本塁打となった。オリックスは今季4度目のサヨナラ勝利となるが、うち3度が若月選手の一打によるもの。(3月28日の東北楽天戦、4月18日の北海道日本ハム戦でもサヨナラ打を記録)
オリックスの"サヨナラ男"が持ち前の勝負強さを発揮し、首位争いを演じるチームを更に勢いづけた。 ――受賞の感想をお願いします 「初めての受賞ということで本当に嬉しく思います!ライバルの郡司選手が受賞かなと思っていましたが、自分が取れたので良かったです」 ――選出当該の打席を振り返っていただきたいのですが、どのようなお気持ちで打席に入られたのでしょうか? 「先頭バッターでしたので、塁に出ることを心がけていたのですが、結果的にホームランになってくれて良かったです」 ――打った時のファンの歓声やチームメイトの表情など、何か印象に残っているシーンなどはありましたか? 「僕が水をかけられるのかなと思ったら、みんなで勝手に水の掛け合いっこが始まったので、『俺にかけてくれよ』と思っていました」 ――若月選手ご自身も、試合後にスカパー!サヨナラ賞についての言及があり、有言実行での受賞となりました 「『(スカパー!サヨナラ賞を)取らせてくれ』というふうに伝わってしまったのかなとは思いますが、実際に取れて嬉しいです」 ――今シーズンすでに3回サヨナラで試合を決められています。今シーズンのご自身の勝負強さの要因や秘訣については、どのように考えられていますか? 「良い場面で打てているというのは、嬉しいのですが、そんなに打撃成績も良くないので、これからもっと精進して練習に取り組んでいけたらと思います」 ――現在、NPBの年間最多サヨナラ弾が5本ということで、記録タイまであと2本に迫っています。記録更新という面についてはいかがでしょうか? 「いや、そんな...おこがましいので、またいい機会が回ってきたら、頑張りたいと思います」 ――試合後には、若月選手の勝負強さに岸田監督も大絶賛されていました。監督から信頼されていることについては、どのように感じられていますか? 「他にもいっぱい良いキャッチャーがいますので、これからも結果を出して、もっと良い選手になっていけたらと思います」 ――勝負がかかった打席で大事にしているルーティンなどはありますか? 「特にそんなに意識もせず、いつも通り入れるようにしています」 ――オフの日のリラックス方法やリラックスしている瞬間は? 「オフの日は岩盤浴に行ったり、サウナに入ったりします。一番リラックスしているなって感じる時は、娘と一緒に寝落ちする時で、一番幸せな時間だと思います」 ――遠征の際に必ず持っていくものはありますか? 「蒸気のアイマスクです。移動中つけたり寝る時につけたりします」 ――若月選手のご趣味が料理ということで、ずばり得意料理があれば教えていただけますでしょうか? 「そんなに得意でもないのですが、『男パスタ』です。パスタを茹でて、豚肉を入れて、ポン酢をぶっかけるというだけの『男パスタ』。ぜひ皆さん試してください」 ――ご家族で食べられるってことじゃないですか? 「僕だけしか食べないんです(笑)」 ――レギュラーシーズンはまだまだ続いていきます。残りのシーズンに向けて意気込みをお願いします 「チームとしても良い位置にいますので、優勝を目指して頑張っていきたいと思います」 ――スカパー!で試合終了まで応援してくださっているファンの皆様にも一言お願いします 「いつもご声援ありがとうございます。本当にファンの皆様の声援は力になっていますし、これからも大きな歓声をよろしくお願いいたします」