池田エライザが導いた阿達慶の役作り「感謝という言葉じゃ伝えきれない」映画『リライト』
#芸能 #俳優 #インタビュー 2025.6.10

6月13日(金)に映画『リライト』が公開される。 本作は、高校3年生の美雪が、ある小説に憧れて300年後から来た保彦と恋に落ちることから物語が展開していくタイムリープ×青春ミステリ。保彦からもらった薬を使って10年後の自分に会いに行った美雪は、彼が憧れていた小説は未来の自分が書いたものだと知る。タイムリープから戻り、小説を書き上げることを誓って未来へ保彦を見送るが、"運命の日"に10年前の美雪が現れることはなかった。
現在、過去、そして未来、時を翔けめぐり「リライト」される運命の行方は? 主人公・美雪を演じた池田エライザと、未来人・保彦を演じ、今作が映画初出演となる阿達慶にインタビュー。撮影エピソードや役作りについてかたってもらった。 ――最初に脚本をお読みになったときの感想をお願いします 池田「正直、『ここまでやるか』と思いました。美雪の目線で脚本を読んでいたので、『もうやめてくれ』という思いがありましたし、『巻き戻してしまいたい、前のページでとどまっていたい』と思いました」 阿達「自分がいざ、タイムリープする役を演じるとなると、不思議な感覚がありました。脚本を読んだときは、率直に『どう演じたら良いんだろう』と思いました」 ――阿達さん、今回映画初出演ということで、オーディションには、どのような気持ちで臨まれましたか? 阿達「オーディションを受ける機会もなかなかなかったので、絶対取ってやるぞ、という思いでした。オーディションでは、本作のワンシーンを演じたのですが、その時点では物語の全貌はわからないながらも、口に出して演じてみると、違和感なく演じることができました。保彦の感情や心の動きは普段の自分と比べてそう遠くなく、似ている部分があるのかなと思います」 ――受かったときはいかがでしたか? 阿達「すごく嬉しかったです。舞台の幕間にマネージャーさんから合格の連絡がありました。普段は厳しいマネージャーさんがすごく喜んでいたことも嬉しかったです。
オーディションが終わったときは、やり切れたという感覚だったので、よかったという安心と緊張感もありました」