キム・ジョンヒョンの本気と魂が伝わる...「愛の不時着」「哲仁王后」の再ブレイクを経て挑んだ「凄み」を感じさせる刑事役
#芸能 #韓流・海外スター #コラム 2025.6.7

5月に新たな事務所への移籍を発表し、35歳を迎えた今ますますの活躍が期待されるキム・ジョンヒョン。再ブレイクのきっかけとなった「愛の不時着」(2019年)以降、「哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクイーン!?~」(2020年)の朝鮮第25代王・哲宗役や、「タリミファミリー(原題)」(2024年)の財閥御曹司・ガンジュ役などで見せたコミカルな役柄が強く印象に残っている人も多いだろう。 そんな愛すべきキャラクターを嬉々として演じる一方で、ガラリと雰囲気の異なるシリアスな刑事役を務めたのが主演映画「秘密~許せない真実~」(2023年)だ。第2回横浜国際映画祭のオープニング作品として上映され好評を博した本作は、現在起きている連続殺人と10年前に自殺した青年を取り巻く深い闇が交錯し、やがて、主人公が封印していた自らの過去に辿り着く...という本格サスペンスだ。