レオナルド・ディカプリオとマット・デイモンが二重スパイとして対立!警察とギャングの対決描く映画「ディパーテッド」
#芸能 #韓流・海外スター #コラム 2025.5.9

最後まで全く予想することができないのが映画「ディパーテッド」だ。 香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品として、マーティン・スコセッシ監督がメガホンをとった。レオナルド・ディカプリオやマット・デイモン、ジャック・ニコルソンといった名優たちが共演し、予測不可能な作品を作り上げている。 映画最大のテーマは二重スパイだ。犯罪一家の息子であるビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)は警官となったが、マフィアであるフランク・コステロ(ジャック・ニコルソン)の犯罪組織への潜入捜査を命じられる。一方、コステロの下で息子のように育てられたコリン・サリバン(マット・デイモン)も成績優秀で警官となり、ボストン警察の特別捜査班(SIU)に任官されていた。 ビリーは警察側のスパイとしてコステロの情報を警察へ送り、逆にコリンは警察内部の動きを直接コステロに教えている。警察が取り締まれるか、マフィアが逃げ切れるかはまさに情報戦であるということをまざまざと見せつけ、どちらの立場に立っても緊張感が収まることはない。 2人ともがスパイという立場で、絶対に身分を明かされてはならないという状況の中、人間の中身が透けて見えるのが面白い。